クロスプラットフォーム時代
一昔前までは、CMSはWEBサイト(PC用、スマホ用などの差はあれど)を構築するためのツールでした。しかし、スマートフォンのアプリをはじめ、スマートウォッチ、グラスなど、情報伝達ツールは急激な勢いで変化しています。クロスプラットフォーム時代の到来です。
従来型のWEBサイトを構築するためのCMSでは、せっかく登録した情報をWEBサイトにしか出力できず、他の媒体で同じデータを利用したければ別の管理ツールに再登録するなどの手間がかかっていました。
Register once, provide everywhere.
ヘッドレスCMSのAPIは、登録データを json などの扱いやすいデータフォーマットで配信しますので、あらゆるプログラム言語で扱うことができます。これによって、同じデータを異なるプラットフォームで表示することが可能になります。
Register once, provide everwhere は「一度登録したらあらゆる場所に提供」という意味ですが、これこそがヘッドレスCMSの最大の特徴であり、強みです。
異なるドメインの複数のWEBサイト、アプリ、ウォッチ、グラス、デジタルサイネージ・・どれだけプラットフォームが増えても、ヘッドレスCMSに登録された情報を使い回すことができます。
登録された情報をAPI経由で配信できるヘッドレスCMSは、これからのクロスプラットフォーム時代に必須のツールです。